兵庫県機械技術研究会の理念 | |
兵庫県機械技術研究会(以後、研究会という)は、機械加工技術を中心として金属、電気、電子技術を兵庫県立工業技術センターと一緒になって、生産現場のドロくさい技術から最先端技術までのモノづくり技術について研鑽しながら、会員相互の親睦を深めることを目的とした中小企業の技術の向上を図る会です。 | |
研究会の沿革 | |
昭和30年代初期の頃、新しい機械の購入が困難な中小企業では、精度の良い機械部品を加工するために工作機械を改良することが大きな課題でした。この課題を解決するための勉強会として、昭和30年10月に有志が集まって組合を設立したのが、研究会の前進にあたる兵庫県工作機械改良研究会です。昭和33年9月に兵庫県機械技術研究会に改称されました。その後、様々な業種の企業が参画し、現在では機械、金属、電気、電子工業などの企業が会員となり、技術講演会や工場見学会などの行事を通じて関連業界の発展に貢献して参りました。 | |
研究会の運営 | |
研究会は、会長、副会長、常任理事、理事などの役員(任期2年)を置き、毎年1回定期総会を開催しており、必要に応じて臨時総会を開くことができます。各行事は、当研究会に組織された企画運営委員会で企画、検討され、理事会を経て総会で承認を受けて実施されます。 | |
活動内容 | |
研究会は、兵庫県内の機械、金属、電気、電子工業など業種を中心として、中堅の中小企業(75社)で構成されております。兵庫県立工業技術センターに事務局を設置し、兵庫県立工業技術センターから種々の技術支援を受けながら、以下の事業に取り組んでおります。 | |
技術講演会、講習会 ニーズが多い技術課題については、基礎技術から応用技術までを第一線で活躍している技術者や研究者を招いて技術講演会、講習会を開催し、技術レベルの向上に努めております。兵庫県立工業技術センターと共催し、各種分野の技術講演会やセミナーなども開催しております。 | |
工場見学会 先進的な取り組みを行っている県内や県外の企業を訪問し、生産現場の見学や見学先企業による講演会などを通じて、会員企業の技術改善に役立てております。 ![]() | |
専門技術研究部会による研究活動 将来の先進技術を先取りすることや直面する技術課題を解決するために、必要に応じて専門技術研究部会を結成し、情報交換や関連分野の研究者や技術者を講師に招いて勉強会を開催しております。 | |
異業種交流会 当研究会以外の団体(種々の工業会など)との異業種交流会に参画して、会員以外の分野の企業と技術情報の収集・把握を行っております。 ![]() ![]() | |
情報交換会(総会、新春懇談会など) 総会後には、会員相互の親睦を深めるために交流会が行われます。また、新年には新春懇談会を開催し、年始の挨拶、特別講演会並びに情報交換会が行われます。 |